
まつだ・ゆうさく
'49年9月21日、山口県下関生まれ。'72年、文学座の演劇研究所に入所。翌年、ドラマ「太陽にほえろ!」の“ジーパン刑事”役で絶大な人気を得る。多数の作品に出演し、'89年、映画「ブラック・レイン」でハリウッドに進出。だが直後の同年11月6日、膀胱がんのため死去する。享年40歳。
'49年9月21日、山口県下関生まれ。'72年、文学座の演劇研究所に入所。翌年、ドラマ「太陽にほえろ!」の“ジーパン刑事”役で絶大な人気を得る。多数の作品に出演し、'89年、映画「ブラック・レイン」でハリウッドに進出。だが直後の同年11月6日、膀胱がんのため死去する。享年40歳。
鍛え抜かれた185cmの体躯と長い手脚、そして一切の妥協を許さない演技への情熱とこだわり——ドラマ「探偵物語」など多くの代表作を生み出し、今もなお圧倒的な存在感を放ち続ける俳優・松田優作。今年は生誕60年&没後20年というメモリアルイヤーであり、初の公式ドキュメンタリー映画「SOUL RED 松田優作」の公開も控えている。11/6の命日を迎える今月、J:COMでは出演映画・ドラマが計20作品登場。優作がその情熱のすべてを注ぎ込み作り上げた映像の中の姿を通じて、彼の魅力に迫っていく。
写真/「蘇える優作〜『探偵物語』特別篇」©セントラルアーツ

走る姿、乱闘シーン、ガンアクション…美しさと傲慢さが共存する優作の躍動は、セリフ以上に圧倒的な説得力がある。中でも殺し屋・鳴海昌平を演じた“遊戯”シリーズは、村川透監督とのタッグでアクション・スターとしての地位を確率した代表作だ。当時日本では受けないといわれていたハードボイルドにコミカルなテイストを盛り込み、鍛え上げた肉体でそれまでになかった新しいヒーロー像を体現した。また「暴力教室」では、不良を更生させる新任教師役で出演。鋭い眼光で、現役の暴走族ロックバンド・クールス扮する生徒を相手に豪快な暴力シーンを魅せた。
写真/「殺人遊戯」©東映
殺人遊戯('78年)
殺し屋・鳴海と2つの組織による、壮絶な三つどもえの激闘を描く“遊戯”シリーズ第2弾
11/3(火)
夜10.00〜0.00
©1979 角川映画
蘇える金狼('79年)
大藪春彦原作のハードボイルド。革のジャンプスーツや風吹ジュンとのセックスシーンも話題に
11/6(金)
夜10.00〜0.30
©東映
暴力教室('76年)
プライベートで暴力事件を起こした優作が謹慎を経て復帰を果たす。共演にクールスの舘ひろし
11/2(月)
夜8.00〜9.30

シリアスさとコミカルさが同居する優作の独特のオーラは、彼をスターダムへと押し上げた最大のファクターともいえる。粋で洒脱な探偵・工藤俊作を演じたドラマ「探偵物語」は、アドリブと悪ノリでつくり出したまさに“優作ワールド”。共演に山西道広、佐藤蛾次郎など友人や役者仲間を配し、作品への愛情が色濃く出た傑作となった。また、常軌を逸した役作りも優作の真骨頂。約10kg減量し、奥歯を4本抜くという徹底した役作りで挑んだ「野獣死すべし」では、その肉体美を封印して冷徹な男の狂気を表現した。最初で最後となったハリウッド作品「ブラック・レイン」は、がんを押して出演を強行。鬼気迫る殺人鬼役は全米で絶賛された。
©1980角川映画
野獣死すべし('80年)
戦場を渡り歩いたカメラマンが銀行襲撃を企て、狂気の世界に堕ちていくさまを体現
11/5(木)
夜8.00〜10.00
©セントラルアーツ
蘇える優作〜「探偵物語」特別篇('98年)
ドラマ「探偵物語」から松田美由紀登場の第1話と水谷豊出演の第5話をピックアップした特別篇の劇場作品
11/6(金)
夜8.00〜10.00
COPYRIGHT © 2009 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
ブラック・レイン('89年)
マイケル・ダグラスや高倉健と初共演を果たし、「10年に1度の悪役」と評される。だが日本公開の翌月、急逝
11/7(土)
昼5.50〜8.00
11/1(日)
昼2.50〜5.00
©1983 角川書店
探偵物語('83年)
ドラマ「探偵物語」とは別物のライトタッチのミステリー映画。一転してさえない中年探偵を演じた
11/9(月)
夜10.30〜0.30






















